3月20日は春分です
昨年末の公開講座では不動宮のTスクエアを指して、忍従の冬のサバイバルについてお話しました。
冬至近辺に木星と土星が水瓶座で会合したことから、社会の舵が大きく切られつつあることを
現時点で実感しておられる方もいらっしゃるでしょう。
そして春分。
太陽・金星・海王星などが6ハウスに天体が集合しており、月や火星と90度。
即応性を是とする現場の結束を机上の空論が乱す予兆が出ています。
9ハウス側の天体に見られる焦りが、混乱を誘発し、状況の収拾を阻む。
公僕(医療従事者)と、司令塔にあたるポジションとの間に齟齬が生じやすい。
感情論の応酬なんかは目に見えている。なかなか悩ましいところではあります。
ただし春分時の太陽・金星・海王星は冥王星とセクステル。
どっから湧いて出たんだ底力っぽいものも暗示されていますので、
その働きは状況を塗り替えていくのでしょう。
冬至から引き続き、医療、警察、関係省庁に奉職される方々に感謝を忘れぬようにしたいものです。
また2月中旬からは水瓶座と牡牛座で
土星と天王星の90度が発生しています。
未来を享受するために。
人生を再生させるために。
変えよ、生き方を。
慣れ親しんだ環境やルーティンで思考停止に陥らぬように。
現状維持、
ぬるま湯的な日常には行き詰まりしかないことを
天底に沈む土星や冥王星が告げています。
4ハウスと8ハウス近辺で発生するスクエアから、
経済的、心理的に自立を促されるような事件に直面したとき、
これまでよしとしてきた盤石な立ち位置があやうく感じられることがあるかもしれません。
しかし宿痾にメスを入れるときの必然みたいなところもある。
やめられない、離れられない悪しき慣習や依存関係をぶった斬るためのショック療法とでもいうべきでしょうか。
この緊張関係は21年を通じて維持されますが、
春分から夏至(不動宮でグランドクロスが!)までの間は顕著に影響があらわれそう。
春の指針のひとつとして意識しておきたいのは、
この春は切りたくても切れなかった諸々を手放す好機であるということ。
あなたが世界からオミットされるのではなく
むしろご自分がパージすべきものを見定める、主導権を持つ方向でとらえてみましょう。
春分図では風のサインで幸運の大三角形も形成されてもいます。
(アセンダント、土星、月・火星・ドラゴンヘッド)
これはひとつの雪解けのサイン。
9ハウスの月や火星は、先に挙げた土星と調和しているので、
この春は、熱意をもって未来の青写真を描きまくることに注力しましょう。
水瓶座にある土星はいい仕事をしてくれるでしょう。
目先の情や利得にとらわれず、粛々と図面を引いてくれます。
もしも一敗地にまみれても、瞬時に受け身を取って、しゅたっと立ち上がる感じですね。
(ゾンビみたいに這いつくばって怨嗟にまみれるのは趣味じゃねえよ、風の大三角形的にはみたいな?)
幸い春分時の木星は5ハウスにあり、双子座の天体群と調和。
生の歓びを謳歌しています。
それが一か八かの博打に賭すときならなおのこと。
無理難題を突き付けられたときほど燃えちゃうかもしれません。
5月には木星のイングレスも控えていますよ。
魚座に進む木星は、
何かを代償に生まれ変わった人に、
ご自分の決断を受け入れるための寛容さを与えてくれます。
許しと贖いはあなたのために。
そしてご自分ならなんとかやっていける、そんな確信にも似た予兆も。
とまれ、人生のお片付けすべきポイントと、そのあとに続く上昇気流への手掛かりが
21年の春分図には隠されているんじゃないでしょうか。
人によっては耐え難い喪失すらふわりと飛び越えて
次のフェーズへと向かう幸運の切符のありかを
皆さんおひとりずつのチャートから読み解いていきたいと思います。
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