【本日、双子座新月、金環日食です】無能な働き者を処刑せよ。【めざすは有能なナマケモノ】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2021年6月10日

【本日、双子座新月、金環日食です】無能な働き者を処刑せよ。【めざすは有能なナマケモノ】



今晩は双子座の満月。日本では観測できませんが、
金環日食ということでちょっとチャートを開いてみました。
12月、次の蝕までの期間、われわれの置かれた状態を俯瞰で見るための備忘録を置いておきます。

東京図では蝕は6室で起こります。
今回の日食は双子座で発生、逆行中の水星も巻き込まれています。

双子座の支配星である水星は6室の双子座にあり、その象意が強調されることに。
かつ、双子座の太陽・月・水星は、魚座にある海王星と90度。

身もフタもない言い方をすると
この冬までの状況って【無能な働き者が仕事を増やす】の典型といえるんじゃないでしょうか。

無能な働き者という言葉自体は、ネットで散見されるジャーゴンみたいなもん。
人間は、【有能な怠け者・有能な働き者・無能な怠け者・無能な働き者】の4タイプに分類できるんだとか。
(もともとはドイツの軍人さんが提唱した言葉みたい)
とりわけ組織に害を与える可能性が高いのが、先にあげた【無能な働き者】である、とのこと。
必要な知識や技術を持っていないのに、自己判断で動いて悪い結果をもたらす。
同じミスを繰り返すみたいな感じでしょうか。
(むしろそこに座ってるだけの、無能な怠け者のほうがまだましな場合も。)


今回の蝕がこの言葉が示す状況と、少し似通った側面をもっています。
雇用の6室が強調される配置ですので、実務面で何かしら手は動かすことは得意なのですが、 
太陽と月、そして逆行中の水星が、90度の角度を取る海王星の混乱に巻き込まれやすい。

適切な判断をするのが苦手、正しい行動ができない。
そのため周囲を混乱に陥れる。

6室【雇用と健康、防衛の室】では
海王星の在泊する3室の象意として、過てる(あやまてる)情報にくみして
周囲に迷惑をかけていることに気づかない、みたいな部分が出やすくなるでしょう。
残念ながらデマやフェイクニュースなどに踊らされやすい人も一定数出てくるかもしれません。
医療現場では、こうした影響をもろにかぶりやすい暗示ともとれます。
次の蝕が起こる12月まで混乱も多いでしょう。
ただ予防接種を含めた防疫体制には、救いの手も差し伸べられます。

双子座の蝕は2室の土星と調和。
水瓶座の土星は、合理的で客観的な視点を求めます。
土星は逆行中ですので、過去の判例に照らし合わせたり、歴史に学ぶ気運が高まるでしょう。(パンデミック下の流言飛語などは、100年前のスペイン風邪の流行時を顧みるとよい、みたいな?)

自己判断で行動したり、
同じミスを繰り返すような状況に対しては、
感情を挟まなくても済むように
そうした人材を遠ざけ、機能不全に陥ったシステムの改修に乗り出す動きが。
さしあたっては、改修にあたっての予算が計上され始めるはず。(2室の土星なので潤沢ではないのでしょうが)
旧世代の悪しき慣習や産業構造が、今冬にようやっと一掃される兆しが出ています。
でもって、使えなくなったシステムや
過去の利権に固執する一部のコネクションには大ナタがふるわれるんじゃないかなあ。


ドタバタせずに、ここから冬まではニュートラルな視点で物事に取り組んでみましょうね。
問題を可視化して、ひとつずつ潰していく。しかしそのプロセスは合理的に。
辛抱強く地道な作業に取り組むことが、
つまるところ社会に対する信頼を取り戻す手立てとなります。


これとは別に双子座の蝕は天頂と調和。
天秤座24度付近ということで、なんらかの【進化】が促進される暗示が出ています。
それは政治を始めとする仕組みなのか、われわれの在り方そのものなのか。


以下はネットで拾ったものですが、双子座日蝕の対策に覚えておきましょう。
・自己判断で行動する
・同じミスを繰り返す
・壁にぶつかったら投げ出す
・自分の過ちを認めない
・謙虚な立ち振る舞いが見られない

こういったものに出くわしたなら、今回の双子座日蝕、【無能な働き者】の定義に合致しますので、新しき時代の常識に今一度照らし合わせて、ちょっとお部屋の空気を入れ替えてみましょうか。ぶった切るなり、飛ぶなりご随意に。←おい。

※画像は【無能な働き者】より【プリチーなナマケモノ】にわたくしはなりたい、の図。

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