【新月のひとさじ】いこかもどろか思案の新月。 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2025年12月20日

【新月のひとさじ】いこかもどろか思案の新月。



🌑 2025年12月20日 射手座新月

— 大きな節目の前で、心が揺れやすい時。だけど、それは“次の扉が開く合図”です。

2025年の射手座新月は、かなりパワフル。
しかも「拡大したい射手座」と「境界を曖昧にする魚座」がぶつかり合うため、ワクワクと不安が同時に押し寄せてくるような、独特の空気をまとっています。

読んでくださっているあなたも、
「もっと遠くへ行きたいのに、なぜか足が止まる」
そんな感覚がふっとよぎるかもしれません。


🔥 射手座29度の新月:終わりの始まり

射手座29度のサビアンは「草刈りをする太った少年」。
これは“次のステージへ進むための総仕上げ”を象徴します。

射手座の最終度数で起こる新月は、
「もっと広げたい」「もっと挑戦したい」
という射手座らしい冒険心がピークに達するタイミング。

太陽・月・水星が射手座に集まり、近くには火星も控えているため、
理想や信念がいつも以上に強く刺激されます。


🌊 魚座の土星・海王星とのスクエア:理想と現実の摩擦

ここが今回の新月の“肝”です。

射手座の火が「自由に飛びたい」と願う一方で、
魚座の土星は形のない不安を、
海王星は境界線を曖昧にし、視界をぼんやりさせます。

そのため、
「やりたい気持ちはあるのに、なぜか迷う」
「進もうとすると、過去の課題が顔を出す」
そんな揺れが起こりやすい時期です。

でもこれは、
“折れない信念だけを残すための浄化”
なんですよね。


✅ この時期に起こりやすいこと

  • 大きなビジョンが浮かぶ
  • でも現実的な不安が同時に押し寄せる
  • 過去の清算が必要になる
  • 「本当にこれでいいの?」と試される

射手座の火を現実に落とし込むための“痛み”が出やすい時期でもあります。


✅ 新月の過ごし方

●「何のために?」を見直す
迷いが出ても、射手座の火は消さないで。
目的を再確認するだけで、霧が少し晴れます。

● 白黒つけない
スクエア期は、結論を急ぐほど苦しくなります。
「今は調整中」と思っておくくらいがちょうどいい。

● 浄化を恐れない
土星×海王星は、古い価値観を溶かして削ぎ落とします。
“終わり”は、新しい自分への入口です。


🌍 世界レベルでの影響

● 射手座ステリウム:理想の暴走
外交・宗教・思想の分野で「正義の主張」が強まり、
各国が譲らないムードが高まりやすい時。

● 魚座の土星・海王星:境界線の崩壊
制度の機能不全、隠れていた不正の露呈、
国境や海洋資源を巡る混乱など、
“形のない揺らぎ”が世界を包む可能性があります。

● 情報の霧
射手座の発信力 × 海王星の曖昧さで、
フェイクニュースや情報操作が増えやすい時期。
「何が本当?」と感じる場面が増えるかもしれません。


✨ さいごに

今回の射手座新月は、
「大きなビジョン」と「浄化の痛み」が同時に訪れる節目です。

でも、揺れた分だけ、
あなたの中に残る“本物の信念”はより強く、より美しくなります。

焦らず、急がず、
射手座の火を胸の奥でそっと守ってあげてくださいね。




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