【本日は双子座満月ですよ】執着を手放す、あるいは恥の虫干し。【お疲れさまでした】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2020年11月30日

【本日は双子座満月ですよ】執着を手放す、あるいは恥の虫干し。【お疲れさまでした】




本日は双子座で満月(半影月食)です。
東京図では6室-12室で発生するこの満月は、
手当たり次第に詰め込んでは、飽和する12室の月を
ひとつずつ、丁寧に手放していこうねと教え諭す6室の太陽によって構成されています。
好奇心の赴くままにあちこちで仕入れた情報や人脈が、劣化し、腐り果てている感じ。
加えて月食が地上に薄闇を醸し出す。さらなるカオスを助長させております。

浮かばれない気持ちや雑多な情報(雑念)が、自分からは見えない場所(幽界)で渦巻いている。
これは居住まいを正し、清め祓いする必要がありそう。
そのために混沌が白日にさらされたとしても、ひとは恥を乗り越え前に進むほかありません。
手元の古びたご縁を虫干し、あるいはお別れのときがきたようです。

浄化の手前の煩悶を、未練もろとも流し去る濁流が山羊座のグレートコンジャンクション天体群。
人のご縁や思い出(情報)への未練を断ち切るというのは、混乱もあるし、また自傷に匹敵するつらい体験だと思います。
ここに水星がけなげにも60度で接触し、コミュニケーションの立て直しを試みている。

蠍座の金星と牡牛座の天王星の対立はアセンダントによって調停。
骨がらみの愛憎と挫折にいたる顛末を、蟹座のアセンが慰撫している。
いかんともしがたい状況を、無垢でまっさらな気持ちでやり直すようにと。
今はあんまり考えないでね、東の空見て笑っていてね、と。
うん、今はそうするしかないんだよ。

てなわけでなにかお心にわだかまりを抱える方は、
来月の日食までの予行演習として推奨します、整理整頓、心の護摩焚き。


で、ここからはわたくしごとで恐縮なんですが、
業界の大大大先輩が、このタイミングに帰天されました。
とあるジェットコースター事案は、この月食で恩讐を越え、ひとつの帰結を迎えたわけです。
本来なら今日がそのセレモニーだったのですが、このコロナ禍でお別れも叶わず。
当該時刻、虚空に最敬礼するのが精一杯でした。

今日の満月図を読んでいたら、期せずしてそのものな内容になっちゃったので、とりあえず記録として残しておきます。
先輩、お疲れさぁっした!
またどっかでお目にかかるっす!
あと自分、蠍座・火星で相当しつこい女なんで。
どこまでも原稿、取り立てにいくっす! 来世も!



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