【12月19日オンライン開催決定】冬至図から読み解く世界のゆくえ。【どなたでもご参加いただけます】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2020年12月10日

【12月19日オンライン開催決定】冬至図から読み解く世界のゆくえ。【どなたでもご参加いただけます】




12月21日は冬至。

12月15日は射手座で日食、
12月17日には水瓶座に土星が進み、
後を追うように19日、木星も入座。
そして冬至の数時間後、22日には木星と土星のグレートコンジャンクションへ。
20年の終盤はいつになく天体イベントが目白押しです。

冬至の太陽は天頂の火星、あるいは天王星と調和。
エネルギッシュに刷新を後押しする配置です。

実は21年の春分では土星と天王星のスクエアが発生するのですが、
これは経済面にとどまらず、民族的にも日本人としての覚悟を問われるような事象を暗示しています。
(スクエア自体は2月中旬にタイトな角度に)

となるとこの冬の間ににできることは、
次なる季節に備えて、庭木を剪定するようなもんでしょうか。
少なくとも春分より手前のタイミングで腹をくくらねばならぬ、
さてあんたたちはどの枝を断ち、どの若芽を活かすのかね?と縁側で庭師のおっちゃんに問われている感じもいたします。

また21年上半期で特筆すべきは歳星・木星の移動。
例年なら、1年水瓶座に留まる星が半年を待たずして魚座に移動していきます。
冬の間、膠着状態だった諸相が
5月半ばの木星の移動とともに解き放たれ、こう緊張がふわぁと解ける感じ。
不機嫌な冬の後に、寿ぎの春がやってきます。
可能性は広大だが不確実性も半端ない。
あらゆるものが駆け足で過ぎて去っていくのを実感することになるでしょう。

お話を冬至図に戻しまして。
太陽と吉角をなす火星・天王星ですがその一方で
MC・火星と冥王星のスクエアとなると穏やかではないんです。
競争原理に忠実で、淘汰もやむなしな気配が見え隠れいたします。
お上の号令一下、適者生存を断行する感じ。
これを確固たる指導力ととらえるのか、蛮勇と呼ぶのか悩ましい。

さらに7室に近接する冥王星、木星、土星とスクエア。
天体自体ははいまだ6室に在箔するため、現場の苦渋が見てとれます。
猛烈な反発が沸き上がることも容易に想像がつくと思います。
今冬、療養(隔離)生活に入られる方にできる限りのいたわりを。
そして6室の支配領域にある医療に携わるみなさま、警察、自衛隊、あるいは関係省庁に奉職される方々に感謝を。
そしてそうした方々の足を引くことのないよう、われわれも身を律する必要がありそうです。

また今冬は、アセンダント・ディセンダント・MC近辺で不動宮のTスクエアが発生。
世論が外圧にさらされやすく、(アセンと冥王星・木星・土星と対立。)
議論が紛糾し膠着状態に陥りやすいことを示しています。

ちなみに月は魚座24度にあるのですが、これは海王星とともに7室の天体と融和的な配置をとります。
ディセンダントの冥王星・木星・土星を取り成すように働きかけるのが、9室にある月・海王星との60度。
対外的にはこれまでに培ったソフトパワーが功を奏すのかもしれませんね。

【広大な海の広がりに囲まれた島で、人々が密接な関わりを持ちながら生きている姿が見られる】
という月のサビアンシンボルには、
(地政学的にはさしたる価値もない東の辺境で)、
身を寄せ合って生きている素朴な人々、といった我々のよく見知った
島国のありようが浮上してまいります。
そのようなのどかなイメージをモニターの向こう、
あつ森を始めとする虚構の住人に投影し、世界中でわれわれへのシンパシーが育まれるといったらうがち過ぎかしら?

また5室の射手座の金星も、アセンダントと冥王星・木星・土星の対立を調停します。
やはりここもエンタメ的なイメージ戦略が外交面で功を奏すのかなあ。
あるいはパニック状態に陥った諸外国からいちゃもんつけられたとき、射手座の持つ能動的な知性、与えられた情報のみで思考停止状態になるのではなく、自ら情報を取りに行く、自分の頭で考えることが窮地を脱するヒントとなりそうです。

翻って個人レベルで落とし込むなら、これ以上なくシビアな他者のまなざしに晒されながら、ヘタクソなプレゼンで訥々と自己主張したほうが、結果的に(いくばくかの笑いとともに)周囲の支持を得られるでしょう。射手座・金星の異文化との相互理解をあきらめないでね。何も海外との関係に限ったことではなく、ジェンダーや世代間闘争みたいなものの落としどころとしてとらえていただけたらいいと思います。

個人的には不機嫌な冬(不動宮のTスクエア)においても、笑顔はあるほうがいい。
そして人類の善きこと、善き行いに与することができればもっといい。
19日には水瓶座に木星も入ることですし、しんどいときほど未来への理想とか希望みたいなものを引っ張り出して、煤払いしとくといいんじゃないでしょうか。

ということで、恒例の公開講座では
忍従の冬をいかに乗り切り、春へと繫げるかを中心にチャートを解説したいと思います。
最大瞬間風速で駆け抜けていく木星の【福】を取りこぼさぬように、
今年は木星イングレスの19日に講座をおこないますよ。
コロナ禍のただなかにあって、心折れない人であるために。
みなさん個人の冬至図と春分図から2021年の可能性を読み取りましょう。

◆赤坂占星術研究会 公開講座
冬至図から読み解く世界のゆくえ。

◆講師:逢坂 杏(赤坂占星術研究会)

◆日時:12月19日(土) 13時スタート

◆場所:Google meet よりオンライン配信
 (お申込み後にURLをご案内いたします)   

◆会費:5500円
 (お申し込み後に振込先をご案内します)


ご参加希望の方は鑑定申込みフォーム、またはousaka168@gmail.com 逢坂宛まで
お名前、連絡先、生年月日を明記のうえお申し込みくださいませ。

※旧ラジオNIKKEI講座にご参加されておられた方は、お申込み時にお知らせください。
特別価格4500円でご案内いたします。

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