10月21日は天秤座の29度で新月が起こります。
「すべての知識に橋をかけようと模索する人類」
Humanity seeking to bridge the span of knowledge.
この新月は1室の蟹座・木星と7室の水瓶座・冥王星とともにTスクエアを形成。
今回の新月は、天秤座29度で起こる「集大成の新月」。しかもTスクエアという強い緊張を伴う配置で、人間関係・家庭・社会的な変化に大きな焦点が当たります。新月は本来「始まり」の象徴ですが、今回は「やり尽くした先にある、新しい形への移行」がテーマ。
今の世相とも深くリンクしています。
🌑 新月の意義:調和の限界と、次のステージへ
天秤座の最終度数で起こる新月は、「調和」「公平」「美意識」といった天秤座のテーマを極限まで突き詰めた地点。ここで求められるのは、表面的な平和ではなく、
本音を交えた成熟した対話と協調です。
新月が位置する4室は「家庭・基盤・安心できる場所」を象徴。今の社会情勢や暮らしの中で、本当に安心できる居場所とは何か?を問い直すタイミングです。家族との関係、住まい、心の拠り所など、見直しや再構築が始まるでしょう。
⚡ Tスクエアがもたらす試練:拡大と変革のはざまで
この新月は、蟹座の木星(1室)と水瓶座の冥王星(7室)と緊張関係を結び、
「自分の心地よさ」と「社会的な変革」の間で揺れる構図を生み出します。
蟹座木星(1室)は、「もっと安心したい」「もっと自分らしく生きたい」という欲求を拡大させます。けれどその感情が強すぎると、家庭内のバランスや人間関係の調和を崩すことも。
水瓶座冥王星(7室)は、社会的な関係性やパートナーシップに根本的な変容を迫ります。古い支配構造や不公平さが浮き彫りになり、関係性の再定義が必要になるかもしれません。
この配置は、まさに今の世の中の空気そのもの。個人の安心と社会の変革がぶつかり合い、「本当に守りたいものは何か?」を問い直す流れです。
🧭 今回の新月が示すテーマ:成熟した調和を築く
Tスクエアの頂点である新月は、最もエネルギーが集中する場所。ここにあるのは、「皆が納得できる形」を模索する力。自己中心的な欲求(木星)や、他者との摩擦(冥王星)を乗り越え、現実的で持続可能な調和を築くことが求められます。
自分の感情に正直であること
他者との関係を見直す勇気
家庭や基盤を、今の自分に合った形に整えること
これらを意識することで、新しい足場が組まれていくでしょう。
🥄新月のひとさじ 社会が揺れる今だからこそ、自分の基盤を整える
この新月は、世の中の変化と個人の再構築が重なるタイミング。人間関係や家庭、そして自分自身の在り方に、深く根を張るような変化が訪れます。「誰かのため」ではなく、「自分も含めた皆が納得できる形」を目指すことが、これからの安定につながっていくでしょう。
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