【日々これ星のはなし】真実はかたちにやどる。【当世水引異聞】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2019年1月21日

【日々これ星のはなし】真実はかたちにやどる。【当世水引異聞】





私がその水引に魅了されから、もう数年が経とうとしています。
発端は、巫(かんなぎ)の先生から作品を託されたことでした。
新作を発表されたんですね。と当初のんきに構えていたのですが、
実際にいくつかの作品を拝見するうちに、これが単なる作品ではないことに気がついていました。
精緻な結び目に目を遣れば、魂が吸い込まれ、時間の感覚が無くなるような。
そしてその作品の来歴をうかがって呻らざるを得ませんでした。

この作品群は神様の意思によって作らされたものだと。
明け方。彼女のもとに見えざる神が訪れたそうです。
もともと高名な伝統工芸作家でもある彼女ですが、
エゴの及ばぬ無意識の領域で、
手が勝手に動き出したのは、初めての体験だったとのちに述懐しています。

作品は三尺(72センチ)の水引をあますところなく用い、ピタリと結び上がっています。
老巫は仕上がりのかたちも知らされぬまま黙々と手を動かし、
気がつけば日はすでに高く、床一面が黄金の作品で埋め尽くされていたのだとか。

「なぜこれを作らされたかがわからないの、よかったら貴女の占いで役に立てて頂戴」、
というお言葉に甘え、(大変イレギュラーなことですが)、ここ数年、シンボルの解析にいそしんできたのです。

とあるミーティングに、お預かりした水引を持参したときのことです。
さまざまな企画が飛び交うなか、実はこんなものがあるんですよ、ちょっとこれで占いしてみましょうか?と
担当者さんにモニターになっていただきました。
いくつかの水引で、オーソドックスなスプレッドを展開したのですが、
公私に渡る情報をかなり正確に導き出しただけでなく、
急にその方が重荷から解かれたかのように饒舌になられたのを覚えています。

それとは別に気にかかったのは、
実占後、会議室に溜まる邪気のようなものが、ごっそりと払拭されていたのでした。
だいたいどこの企業のミーティングルームも、時間がたつにつれ
どよーんとした疲労感のようなものが部屋の四隅にたまってくるもの。
ところが水引を出してお話させていただいた後、むしろ、入室したときよりすがすがしい雰囲気になっている!
ちょっと妥当なたとえかわからないんですが、早朝、掃き清められた神社の境内に似た空気を感じました。

このシンボル群には、ひとの本質に迫る何かがある。
それはケルトノットやイスラムの宗教芸術のような「かたち」に宿る祈りのようなものに違いない。

多くの方が魅了され、浄化に、また護符として求められる開運の結び。
私は、これらの水引を借景に夜空に瞬く星のエネルギーを当てはめてみました。
敬虔なきもちで結びに向き合うとき、
シンボルはなにごとかの胸落ちするメッセージを、読み手にもたらしてくれるに違いありません。

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本邦初の水引占いカードによるリーディングを皆様とともに学びたいと思います。また初回特典として、オリジナルカードをお守りする特製ポーチとセットで本体をお持ち帰りいただきます。この1年のスタートを力強く見守ってくれる神様からの贈り物に、ぜひ会いにいらしてくださいね。

◆結びの学校 人生を読み解く水引占いを学ぼう!

◆講師:逢坂 杏(赤坂占星術研究会)

◆日時:1月31日(木) 19時スタート

◆場所:『小さなサロンS』東京都 渋谷区西原3-18-5-303

◆会費:8000円(オリジナルカード&オリジナルポーチ・解説リーフレット付き)



ご参加希望の方は鑑定申込みフォーム、またはousaka168@gmail.com 逢坂宛まで

お名前、連絡先を明記のうえお申し込みくださいませ。

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