【日々是ほしのはなし。】袖触れ合うも多生の縁。【婚活占星術】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2019年6月14日

【日々是ほしのはなし。】袖触れ合うも多生の縁。【婚活占星術】


ホルムズ海峡。海の向こうの絵空事どころか、国民生活直撃じゃないのと驚いています。
夏至図のチャートが前倒しに効いてる感じが。
夏至前からこれだとちょっと今夏が思いやられる気がします。
山羊・蟹・牡羊の活動宮のTスクエア(冥王星・土星、火星・水星、アセンダント)って、
やはり手が出る足が出る。実効制圧力を伴う恫喝、えげつないなあという感じがします。
太陽・木星・海王星もTスクエアということで、国際情勢は大揺れ必至かもしれませんね。


さてあかけん、水曜の講座は相性図、その2。
前回が山里亮太と蒼井優の相性図だったので、そのおさらいも兼ねて。
女性側の伴侶像は出生図の太陽を、男性側のそれは月を。
そして理想の恋人像は女性側は火星を、男性側は金星を見ます。


このお2人は太陽サインが火の星座(牡羊・獅子)同士で120度。
同じ未来を見つめながら手を携えることが可能ですし、
かつ双方の金星・火星が他天体(水星・天王星・海王星)を従えて
火(牡羊・獅子・射手)のグランドトリンを形成。
男と女として惹かれあう要素は十分。
結婚・恋愛ともに申し分のないパートナーシップといえると思います。

という前段を踏まえて、今週は実地的なチャート読みに。
今回は30年近く寄り添ったご夫妻のチャートを起こしてみました。

一瞥して特徴的だったのは、お2人の主要天体(太陽・木星・土星・天王星・冥王星)で柔軟宮のTスクエアが出来ていたこと、そして奥様の海王星がご主人の太陽・水星と誤差1度圏内で合だったことです。また彼の太陽は女性側のチャートの鋭いオポジションに、調停の座相をかけていたのも印象に残りました。
柔軟宮のグループアスペクトは、荒天の中、舵取りに要したご苦労が見てとれます。
時間をかけてお互いを理解されたのでしょう。

そしてご本人の持つトランスサタニアン天体(今回は奥様の海王星)に、
パートナーの太陽が接触すると、相手の人生に変容を促す傾向が。
夫側の人生の指針を司る太陽が、妻の持つ海王星に触発されると、
婚姻生活が変則的なものになりやすいのです。


本来の資質にはなかった要素が、他者との関係性によって開花する。
長い人生、まあそういうこともあるよねなお話なのですが、ホロスコープ上の天体の意味が加味されるとそれが具体的にどのような方向なのか、がぜん立体的に光景が浮かんできます。

奥様の海王星を頭上に頂いたご主人の場合、ひととこにとどまらない流動的な人生設計や
曖昧な関係性、といったものが想起されます。
(全然関係ないんだけど、なぜかさまよえるオランダ人?という単語が浮かびました)
果たしてパートナーさんは現在、海外に事業の拠点を持ち、年に数回帰国するという単身赴任生活を送られているとのこと。

ところがこの方単体の出生図では、謹厳実直な不動宮強めのチャートなのです。
スッ堅気のサラリーマンを海の向こうに駆り立てたものは一体何なのか。
長ーい目で見て、トランスサタニアン天体は
互いの人生を思ってもみなかった方向へ上書きする、といった感じでしょうか。
(特に相性図の天王星・海王星・冥王星あたりの情報は、婚前のブライダルチェックの項目に推奨したいくらい。)

もし現在、ご結婚を視野にお付き合いしている方がいる人は、パートナーとの相性円をチェックしてみてくださいね。
関係性の中に潜む可能性や死角がホロスコープの中に暗示されているかもしれませんよ。

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上半期の運勢も折り返し地点に入りました。
夏至図を読み、今夏の運勢のリカバリーポイントを押さえておきましょう。

◆夏至図から見る2019年夏秋の運勢
◆講師:逢坂 杏(赤坂占星術研究会)
◆日時:6月20日(木) 18時半スタート
◆場所:『小さなサロンS』東京都 渋谷区西原3-18-5-303
◆会費:5500円(オリジナルチャート付き)

ご参加希望の方は鑑定申込みフォーム、またはousaka168@gmail.com 逢坂宛まで
お名前、連絡先、生年月日を明記のうえお申し込みくださいませ。


※旧ラジオNIKKEI講座にご参加されておられた方は、お申込み時にお知らせください。
特別価格4500円でご案内いたします。

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※画像は、夫婦関係は摩訶不思議。カナリアだってそう。いわんやにんげんだって。by菊ちゃん


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