【日々これほしのはなし。】本日蠍座、新月なり。【腹が立ったら飯を炊け】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2019年10月28日

【日々これほしのはなし。】本日蠍座、新月なり。【腹が立ったら飯を炊け】

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10月28日は蠍座で新月が発生します。

この新月は牡牛座の天王星と180度で対立。
不動宮同士がガチでメンチ切ってるような配置ですね。
心を折るような出来事が起こりやすい気がします。

9室の新月と3室の天王星の対立は、将来への決意を試される。
未来に賭けるお前のがナンボのもんじゃいと、
天王星が付きつけるシビアな要求をどうあっても呑まないのが
今回の蠍座新月であります。

新月図の3室にある天王星は、牡牛座の5度近辺。
「開いた墓の前にいる未亡人 A widow at an open grave.」
の度数にあります。一切合切をブチまけて、リセットを迫るかんじ。

他天体の介入がない分、この対立構造は
わかりやすい(えげつない)形で出やすいでしょう。

どんなに君が意固地になってもねえ。現実をごらん。もうゴールしてもいいやで? 

最近ですと、萩生田文科相の「身の丈に合った受験」発言なんかが該当するかもしれません。
(大学入試は富裕層のためのものだから、都会まで試験を受けに遠征できない貧乏人は学問を諦めてくれなどととられかねない発言を。ああいう立場の人が言っちゃうかねえ。)


通りすがりのわたくしですら、ムカっ腹が立つくらいですから、当事者の方のお気持ちを顧みるだにつらくなります。

これに対して新月は蠍座5度、
「大きな岩場の海岸 A massive, rocky shore.」
世間の荒波に洗われようとも、絶対にこの難局を乗り越えてみせる、決意の度数。
3室-9室の間で対立するということは、教育格差に関する話題も炙り出される気配がいたします。奨学金関連然り。

新月図ではMC直上に金星と水星があり、土星・冥王星、海王星と小三角を成しています。
このあたり救済措置のようなものが見えてくるかもしれません。
がんばった人が報われること、あるいは未来を担う若年層へのギフトといったものを、草場の陰から応援する気配も。山羊座の冥王星と土星に象徴される、見えざるリソースを舐めちゃいけません。さてどのあたりが手を差し伸べるのかな。
2室にアプライした海王星なんかは、あぶく銭は豪快に使うべしと告げてるけどなあ。
(教育への投資なんざ特にね)

天秤座の火星と、土星・冥王星のスクエアも気にかかります。
こと社会のセーフティネットがばつばつ切れかかっているこのご時世に、
漁師網を繕うがごとくチクチクやってて間に合うんかいな、と危惧を覚えます。

つらいときは休め、逃げろ、腹が立ったら飯を食え。血糖値上げてからもっかい戻って考えよう。

ちょっとこの話題、書いてて脇腹がイタタになってきたのでここまでとしましょうね。
と書き逃げも甚だしいんですが、どちらさまも命無事にお昼の新月を迎えましょうぞ。

以上。

※画像は2019年の秋分のためだけに作ってみたミスティックレクタングルの石鹸。



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