【日々これほしのはなし】嫁ブロックと満月と。【本日牡牛座満月です】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2019年11月12日

【日々これほしのはなし】嫁ブロックと満月と。【本日牡牛座満月です】

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満月に空の財布を宇宙に向けて振る、例のおまじない?、
あれってなんか意味あるんすか、とお問い合わせをいただくことがあります。
ちょうど今回は牡牛座の満月だったので金運招来を期待されてのお問い合わせが重なったのかな、と推察。

今回の満月でアレおこなう人々ってある意味猛者だよなあ。
いや、むしろ尊いかもしれん。などと今週の講座ではお話していました。

さて本日11月12日は牡牛座で満月が起こりました。

この満月は10室と4室の対立軸線上で発生。
牡牛座の月はお仕事を通じてご自分の才能を世に知らしめる、
あるいは稼ぐことにより自己実現を果たす人たちをあらわしております。
好きを仕事に、を合言葉に実に威勢がよろしい。
MCには天王星が輝き(今春牡牛座に入ったばかり!)、経済的自立を促すような旗印を掲げていますしね。

これに対して対向宮の4室・蠍座には太陽と水星が。
守るべきものを持つ人、あるいは渡世の義理に縛られている人ほど、
キャリアを標榜する際に試されることが多い感じでしょうか。
自己実現はすばらしい、しかしおうちにゃ嫁・子ども、養わにゃならん家族が待つ。
好きなことして生きていこう、虎視眈々と脱サラをもくろむおとーさんが、
おかーさんの猛烈な反対、通称【嫁ブロック】に遭うようなもんでしょうか。

こういった近しい存在からのプレッシャーも折り込み済みとして
ご自分の感覚を無条件に信じることができるか否か、を牡牛座の満月は問いかけているかのようです。誰になんと言われようと、ブレない自分の土台を作る。そのプロセスこそが満月の意義である、みたいな?

世知辛い風に心折れそうなとき、ご自分を支える救いの手はどこからもたらされるか。

6室の山羊座、冥王星・土星。そして8室の魚座、海王星に注目されるとよいでしょう。
6室及び8室の天体群は、今回の満月とそれぞれ調停の座相をとっています。

蠍座にある太陽は、冷静沈着、ブレることのない強メンタルを
6室の土星・冥王星は実務面での手堅さや、おどろくほどの忍耐力を授けてくれそう。

8室の海王星は胸に秘めた志の大きさ。ちょっと現実離れしがちなきらいはあるものの、
夢の青写真が大きければ大きいほど、苦労が苦にならない感じでしょうか。

たとえ周囲の無理解に凹まされても、一晩寝たらケロリと立ち直っ(たことにし)て、鼻歌混じりに一日をスタートさせる。
太陽、月をそれぞれ介して、2か所で小三角も形成されておりますので、再生力はすばらしいものがあると思います。口当たりよい夢やイケてる自分はそれとして、やはりキャリアの実現には泥臭く、足で稼ぐような地道な姿勢が次の新月までは支持されるでしょう。

なので、この満月の晩にうっかり虚空に向けて財布を振った日にゃ、
牡牛座・天王星の意向を汲んで、おのずと富をひっぺがされるような気がいたします。
…あ、いや失礼、富を他者に分配する方向に働く気がいたします。
今秋の日本列島の現状をかんがみて被災地域への募金や、なんらかのドネーションなどは大変よろしいです。ぜひ、この機に豊かさを社会に還元なさってみてくださいね。

なお天秤座の火星は土星・冥王星と引き続きスクエア。
3-6室、活動宮同士の摩擦ということで、ちょっとだけ生活圏での危機管理意識は高めに。
近隣レベルで起こりうる、理不尽な事件や事故に対して、大人たちが何ができるか今一度、襟を正して考える必要がありそうです。

※画像はうちのカナリア夫婦は嫁がお強いの図。

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