【3月17日オンライン講座開催決定】春分図と冥王星のイングレスから読み解く世界のゆくえ【行き先は2043年】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2023年3月6日

【3月17日オンライン講座開催決定】春分図と冥王星のイングレスから読み解く世界のゆくえ【行き先は2043年】




3月21日に春分が到来します。

感受点の多くは東の地平線に集中。
何かが芽吹く予兆が記されています。

冥王星は、山羊座の時代を総括し、去り行く途上にあります。

春分時の太陽(水星・海王星)は冥王星と60度の吉角を取り、再生力を暗示。
12室にある太陽たちはこれまで手に入れたものを
いったん土に返し、分解・漂白するプロセスにあります。

この春は山羊座・冥王星時代の幕引きに
引っ張られた少し特別なものとなるかもしれません。
とりあえず、旅立ちのときだよ。
そんな冥王星からのエールを背に受けながらも
我々は逡巡することの多い季節になるかもしれません。

あるいは潜在意識のストレージから
ことあるごとにかつてのご自分との約束が浮かびあがってくる。
その約束はもう果たした?、それとも次のステージへ連れていくの?
そんな問いかけが袖を引く。


特に象徴的なのが、太陽に寄り添う海王星の度数。
魚座26度「影響を分割する新月」
(A new moon that devides its influence.)

これは言葉に置き換えるのがむずかしいと思うのですが、
“時が満ちた”感覚とでもいうのかな。
諦念と静かな確信がない混ぜになった感覚。
孤独ではあるが、絶望ではない
他者に期待せず、己を喧伝せず、ひとり行く。
魚座の最後の度数の無常感は法句経に通ずるものがあります。

ふと、“今がそのときなんじゃないか”的な
直観に従って
この春、去就を定める方も増えてくるかと思います。
でも、12室で滅しても
結局のところ大切なものはかたちを変え、幾度でも甦るのでしょう。

春分時のアセンダントには木星が合で、MCと90度。
牡羊座17度近辺ということで、
近年の経済状況を見渡しても
欠乏感や不満感が表立ってくる1年だと思います。
木星ということで、見通しの甘さに
足をすくわれる人々が出てくるとも読めるでしょう。

同時に愛情や経済面で行き詰まりを覚えたときは、潔く
転身を模索するというのもありだと思います。
1室の金星・ドラゴンヘッドが冥王星と90度という配置を取っています。
幸いこの2つの感受点はMCとは120度。
捨てる神あれば、拾う神あり、です。
あらゆる可能性を探してみてください。

もうひとつ申し添えておきたいのは、
3月上旬にイングレスしたばかりの魚座・土星の効用。

この土星は2か所で肯定的なグループアスペクトを形成しています。
(金星、火星と小三角。もう1つはMC、金星と小三角)

土星は魚座2度。
境界線を浸食される怖さはあるが、
怖いからこそ、節度と自戒を持って相手と渡り合う覚悟を決める。
愛も善意も無尽蔵ではない。誰かを盲信することの恐ろしさを知り、
自他の線引きを明確におこなう。
このあたり近年表面化している宗教二世問題などにもつながってくるかと思います。
魚座の土星は、該当するサインの問題を提起し、
時間をかけてなだらかにしていくことでしょう。

12室を情報空間に見立てるなら、
ここから2年半くらいって、最近盛んに喧伝されているシンギュラリティの問題
(人工知能が人間の知能と融合する、人と同等の知能を有する)
が声高に叫ばれるのもむべなるかな、となります。
機械が人間様の領分に土足で踏み入ってくる、生理的な抵抗感に
どこで落としどころをつけるのか、議論が本格化するのかもしれませんね。

まあ、でも水瓶座土星の時分に不自由をかこったことは、大体3年で慣れたわけだし、
先々悲観することはないと思います。

これに続き24日の夜半には、本格的に水瓶座・冥王星時代が到来します。
太陽・水星・海王星のグループに加えて、イングレスの瞬間にはMCを加えた小三角も発生。

小三角は6室・8室・MCで発生ということから
運命共同体という言葉の重みがここにきて、
クローズアップされるかもしれません。

この太陽群は、11室方面の火星と90度なため、
若干、外患誘致的な局面が否めないんですけれども、
それでも個人の献身が無碍にされない世が到来するんじゃないかな。

水瓶座イングレスの瞬間は、冥王星は6室にあります。
「人としての務めをはたせ、あるいは人類史の礎となるような出来事を越えていく」
これが、山羊座冥王星なら、靖国に眠る英霊っぽいメッセージとなるんですが、
どうやら今回のはそれとは違うっぽい。

冥王星のイングレス図を読んでいたら、
なんか黙示録的な(北斗の拳みたいな?)
世界観をふっとばすような、ユニークな未来に思い至りましたよ。
我々の赴く先は、思っていた以上に、救済に満ちているんじゃないか。

てなわけで、このあたりの問題をおひとりずつチャートを拝見しながら、
お話をしていきたいと思います。
大いなる転換点のただなかで、
あなただけの大切な通過点をいっしょに考えていけたら、と考えています。

ここから20年弱、2043年あたりまで(おっと、大きく出たな)どう生き抜くかのヒントなどを見つけていただけたならうれしいです。

◆赤坂占星術研究会 公開講座
春分図と冥王星のイングレスから読み解く世界のゆくえ

◆講師:逢坂 杏(赤坂占星術研究会)

◆日時:3月17日(金) 19時スタート

◆場所:Google meet よりオンライン配信
 (お申込み後にURLをご案内いたします)   

◆会費:5500円

※お申し込み後に振込先をご案内します。

ご参加希望の方はousaka168@gmail.com 逢坂宛まで
お名前、連絡先、生年月日を明記のうえお申し込みくださいませ。

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