【追記 天秤座新月】マンデンによせて。【炭鉱のカナリア】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2025年10月23日

【追記 天秤座新月】マンデンによせて。【炭鉱のカナリア】




天秤座の新月ってことで、ちょっと思い出したので追記しときます。

古代の解釈では、天秤座は「正義の天秤」を司るため、公平な判断や法を執行する厳格さを象徴している。これは現代の解釈にある「調和」や「平和」とは異なる、支配的で強権的な側面を強調するもの。今夏にイングレスした蟹座木星のパトリオティズムの興隆とは別に、高市首相を支持した民意みたいなものを象徴してるんじゃないかと。


天秤座新月とTスクエア:揺れる基盤と、再構築への圧力

10月の天秤座新月は、「国内の基盤(4室)」を象徴する重要な転換点。しかもこの新月は、1室の蟹座木星と7室の水瓶座冥王星によるTスクエアを形成し、国内・指導層・国際関係の三者間に強い緊張と変革の圧力がかかる配置に。



 🏠 4室・天秤座29度の新月:国内の基盤と生活の再構築

4室は国民の暮らし、土地、不動産、治安、そして国家の土台を象徴。天秤座の最終度数で起こる新月は、「調和と公平性の集大成」とも言えるタイミング。物価高騰、住宅問題、治安の不安定化など、生活の根幹に関わるテーマが表面化し、
本質的な見直しと再構築が求められそう。

この新月は、単なるスタートではなく、「やり尽くした先にある新しい形」への移行。国民感情の分断や不動産市場の偏りなど、表面的な調整では済まされない課題が浮上するかも。


 📈 1室・蟹座木星:指導層の楽観と拡大政策

1室は国家の顔、指導者の姿勢、国民性を象徴。蟹座の木星は「国民の安心・保護」を拡大しようとする力。バラマキ的な経済政策や、感情に寄り添う姿勢が強調される一方で、過度な楽観や自己中心的な拡大が、かえって国内の基盤(4室)との摩擦を生むことに。

この配置は、「国民の心地よさを優先するあまり、現実的な公平性が後回しになる」危うさを示唆。指導層の行動が、国民の感情に寄り添う形で進められる一方で、本質的な安定にはつながらない可能性が。


 💣 7室・水瓶座冥王星:外交関係の変容と圧力

7室は外交、同盟、敵対国、国際協定を象徴。水瓶座の冥王星は、社会構造の根本的な変革を迫る力。条約の見直し、同盟関係の再編、国際的なイデオロギーの対立など、避けられない変容と権力闘争が起こりやすい時期に。

この冥王星の圧力は、国内の安定(4室)に直接影響を与えそう。古いやり方を続ける限り、外交上の摩擦が国家の根幹を揺るがす形で現れる可能性も。国際社会との関係性の再定義が、今後の安定に不可欠。

 🧭 全体テーマ:公平な基盤の再構築と、外交・経済の綱引き

このTスクエアは、「国の基盤(4室)」が、「指導層の拡大志向(1室)」と「国際的な変革圧力(7室)」に挟まれ、根本的な選択と再構築を迫られる配置。

・ 国民の安心を守るための政策(1室木星)が、外交的な現実(7室冥王星)と衝突
・表面的な調整ではなく、本質的な公平性と持続可能な構造への移行が必要
・サビアンシンボルが示すように、「異なる立場に橋をかける成熟した対話」が安定の鍵



 💰 経済への影響:拡大と崩壊のはざまで

蟹座木星の影響で、食料・生活費など国民生活に関わる分野での物価高騰やインフレの加速が懸念される。金融緩和や市場の楽観的な膨張も、短期的には安心感を与えるだろう。
しかし、冥王星による国際経済構造の変革やサプライチェーンの混乱が、その楽観を打ち砕き、国内の基盤(4室)に深刻な影響を及ぼす可能性も。



結論:古い構造の崩壊と、新しい安定への挑戦

この新月は、政治・経済・外交のすべてにおいて、古い枠組みが限界を迎え、新しい形への移行が始まる時期。緊張感を伴いながらも、真に公正で持続可能な基盤を築くための、
社会全体の成熟が試される。






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