【日々是ほしのはなし】真綿にくるんで差し出して。【魚座満月石鹼づくり】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2018年8月26日

【日々是ほしのはなし】真綿にくるんで差し出して。【魚座満月石鹼づくり】



今宵は魚座で満月が発生。
わたしの街では空に音もなく雷光が走り、まばたきを繰り返しています。
なまぬるく湿度をはらんだ大気は、カオスで濃密。

太陽・土星・天王星は地のサインでグランドトリンを形成し、
魚座の月を巻き込んで複合アスペクトのカイトを形成しています。
なにもかもを脱ぎ捨てたくなるような気分を助長させるのは、
蒸し暑い気候のためだけではないよう。

東京図ではアセンダントに天王星が接触。
いうなればリストラクチャーを促す2天体(天王星・土星)に、
魚座の満月(11室ー5室)がブーストをかける感じでしょうか。

周囲からそしられ、わがままと言われてでも、
譲れない理念や価値観は貫けと、満月はささやく。
目先のなにがしかに心を奪われて、
未来への希望をうち捨てることは、魂の死を意味するのだと。

今回の満月は、今はまだ予兆に過ぎない希望を
遠い未来にバトンタッチして
あまねく循環させるような配置にあると思われます。
地のサインで天王星・土星・太陽のトラインだと、
物質的な執着とか、我欲みたいなものに対して
断固として、とか峻厳に、あるいは苛烈に、
手放せ、リストラせよなんて表現がしっくりくるのですが、
魚座の満月は、そうしたものを真綿に包んでそっと我々に差し出すかんじ。

これまでの生き方、根腐れをおこしていますよ。
麻酔をかけて抜いちゃいますか?と。
思いっきり抜歯した、その後に健やかななにものかが芽吹く予感がします。


正すべきを正すこと。
旧き世界の宿痾と闘うこと。
謂れなき偏見を、誤解を恐れるな。

足元に打ち捨てられたもの。
人としてあるべき姿、その渇望から目を逸らすな。
そこから目を逸らすとき、かたちを変えたいびつさが生じる。

闘いは時を経て
いつか揺るぎのない理念へと結実する。
渇望はすみやかに満たされる。
魚座の満月は世のすみずみにまで、
あたらしい理(ことわり)を知らしめる。ひととして。

というような妄言が満月の瞬間、おでこの裏側に浮かんだので一応、貼っておきます。

※画像は魚座満月、フランキンセンス特盛せっけんの図。






































0 件のコメント:

コメントを投稿