【秋分図講座】秋分きたりて。【ありがとうございました】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2018年9月23日

【秋分図講座】秋分きたりて。【ありがとうございました】


20日の秋分図講座、無事終了いたしました。
いやー。今年はものすごく濃密な空間となりました。
雨の中、ご参加いただきありがとうございました。

みなさん、秋分がひとつのターニングポイントになっていらっしゃるんですね。
プログレスの月がアングルの軸にかかっておられる方、
11月の木星イングレスを控え、いままさに助走期間に入っておられる方、
あらわれ方はそれぞれでしたが、みなさんわりとはっきり特徴が出ておられました。

秋分の瞬間、太陽は土星と90度のアスペクトを取り、活動宮同士で鋭い緊張関係が生まれています。土星のプレッシャーは、避けては通れないあれやこれやの事象としてあらわれるでしょう。水瓶座の火星は太陽と調和し、やや前のめりではありますが、個人が闘いのリングに立つことを宣誓。

帰属先に縛られない、自由と尊厳をかけた闘いに打って出ると決めたとたん、お金、仕事、あるいは責務といったものが、現実問題として降りかかってくる感じでしょうか。つまりは自活力の欠如。秋から冬にかけては、奇襲でかたをつけるつもりが、もろもろの状況に足を取られ持久戦に移行する模様です。

ただし、環境に鍛えられることは、一概に悪いことではない。
意気軒昂に親元を独立した子らが、いざ新生活を始めるにあたってさまざまな問題に直面する感じをイメージしてみてください。孤独も実力不足もひっくるめてスタート地点というんだよ。
(だからやるしかない)

11月のイングレスを控え、秋分時12室の木星はいまだ4室・海王星と調和しています。
この秋分は、ICの軸に海王星が近接しているので、
実利で物事をはかったり、こころの拠りどころを物やお金にしている人は、ちょっとばかり寄る辺が曖昧になりやすい。あるいは盤石と信じていたものの儚さに愕然とする。

大見得切って銭勘定の問題じゃないんだ、と啖呵を切った人ほど、
つじつま合わせには苦労するけれど、ひと巡りしたら、やっぱりそれで間違ってないからねと、天の星たちが微笑みかけてくれる気がします。

陰徳を積み、静かに胸に手を当て、己の良心を問う。
そうした行為が天底IC側の軸をブラさない。
それは個人でも国家でも同じこと。
(このあたりお彼岸の伝統的な行事ってよくできていますよね。)

そんな感じでどちらさまもよい秋分の宵をお楽しみくださいね。
そして講座開催にあたりまして、ご協力いただいた代々木上原・小さなサロンSさまに御礼申し上げます。

※画像はご参加者さんの熱心に書きとめていらした当日の記録。


















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