【日々是ほしのはなし。】あすとろ一年生。【占星術、できるかな?】 - 逢坂杏の赤坂占星術研究会 あかけん

2018年11月12日

【日々是ほしのはなし。】あすとろ一年生。【占星術、できるかな?】



ビギナーさんで、ホロスコープチャートのどこから読めばいいかわからない、というお悩みを抱えた方は多いようです。

星を通じて、自分を、そして未来の運命を知ることができたらどんなにすばらしいことだろう。でも、見た目の難解さに廻れ右して踵を返しましたと打ち明けてくださる方は結構いらっしゃるものです。

20年近く昔に参加していた勉強会では、私自身プロジェクターから投影された自分の出生チャートを前に、あわあわと途方に暮れていた覚えがあります。
(今をときめく占星術師の方々が参加された、松村潔先生の講座に参加していたのです。レベルでいったら日能研の夏期講習にうっかり幼稚園の年少さんが参加したようなもん。)

まわりの人がチャートを前に何を議論してるのかわからない。
星を学びに行っているのに、何から質問していいのかわからない。
パソコン(今だとタブレット?)を立ち上げてパパッとチャートが読めたらさぞカッコいいだろうなあ、と憧れて扉を叩いたはずなのに、こうなるとホロスコープ自体が、呪いの魔法陣かなにかにしか見えてこない。

今振り返ってみればよくわかるんです。
占星術を理解するための約束事、フォーマットを頭に入れる前に、膨大で濃密な情報量にさらされていたことに。
しかし幼稚園児レベルの理解しかない者にとっては、トラウマになりかねない空間でもありました。

チャートを前に心理的な敷居の高さをどう乗り越えるかは現在、学習に取り組まれておられる方なら少なからず感じたことがあるんじゃないでしょうか。

現在、あかけんのビギナー講座では、フォーマット叩きこむためいったんPCを畳み、アナログの世界に回帰しております。





画像は三区分・四元素を可視化するためにの、おはじきセット。
小学校のとき算数セットなる、知育教材を手にされた方は多いかと思います。
(マグネット付きのおはじきとか、時計盤がくっついてるやつね)
あれの占星術版ですね。
ホロスコープスキーさんのサイトなどで、きちんとした製品が販売されておられますが、とにかく今は、見栄えより星に親しむことを優先しました。

チャートを読むよりも、まずはパーツを分解して、いっこいっこ点検していく。
やがて枝葉の集大成が、占星術の大樹へと到達するように。

とまあ、殊勝なことを言っておりますが、
先週のお題はシリアから帰国されて日も浅い安田純平氏とその細君、戦場カメラマンの渡部陽一氏、(画像はないのですが)後藤健二氏をピックアップ。
柔軟宮と風の要素が強い安田氏と渡辺氏の共通項を、まず手と目を使って、生徒さんご自身で読んでいただきました。(余談ながらチャートでみると、安田氏はカイトを持っておられるんですね。これは興味深かった。)

下手を打つ者、つとめをはたす者、運に見放される者。
時事ネタを題材に三区分・四元素の体を借りて、容赦ないお話が炸裂したのでありました。























敷居の高さが
モニターに作図されたチャート画像を前に心

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